徒然なるままに、日ぐらしP/Cに向ひて――
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富士カメラ5

Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2008年2月5日(火曜日)

デジイチが目白押しの春です

カテゴリー: - flyman @ 20時50分04秒

PMA2008前に、各社からデジタル一眼レフをはじめとする新製品の発表が相次いだ。
そんな中からエントリーモデルをピックアップして勝手に比べてみた。

メーカー SONY SONY PENTAX NIKON CANON
モデル
α350

α200

K200D

D60

EOS Kiss X2
発売予定日 08年03月07日 08年02月15日 08年02月下旬 08年02月22日 08年03月下旬
予想価格 89,800円 59,800円 89,800円 74,800円 89,800円
撮像素子 APS-CサイズCCD 有効1,420万画素 APS-CサイズCCD 有効1,020万画素 APS-CサイズCCD 有効1,020万画素 APS-CサイズCCD 有効1,020万画素 APS-CサイズCMOS 有効1,220万画素
連写 最高約2.5コマ/秒 最高約3コマ/秒 最高約2.8コマ/秒 最高約3コマ/秒 最高約3.5コマ/秒
ボディ内手ぶれ補正 イメージセンサーシフト方式 イメージセンサーシフト方式 撮像素子シフト方式 なし なし
ダスト処理 手ぶれ補正機構を利用 手ぶれ補正機構を利用 手ぶれ補正機構を利用 ローパスフィルター振動 ローパスフィルター振動
背面液晶 2.7型、23万ドット、バリアングル 2.7型、23万ドット 2.7型、23万ドット 2.5型、23万ドット 3型、23万ドット
ライブビュー クイックAFライブビュー なし なし なし クイックモード、ライブモード
記録メディア CF、MD、メモリースティック CF、MD、メモリースティック SD、SDHC SD、SDHC SD、SDHC
ファインダー 視野率 95%、倍率 0.74倍 視野率 95%、倍率 0.83倍 視野率 96%、倍率 0.85倍 視野率 95%、倍率 0.80倍 視野率 95%、倍率 0.87倍
測距点 9点 9点 11点 3点 9点
SONYのα350に積まれた1,420万画素の撮像素子は、一クラス上のPENTAX K20D などとほぼ同等の解像度だ。また、ライブビュー専用イメージセンサーを積むことで、ミラーダウン無しでのAFを実現している。上下に可動する背面液晶と相まって、レスポンスに優れたライブビュー撮影が出来そうだ。

α200は、既存の撮像素子を使った低価格モデルだ。この価格でも、手ぶれ補正付きで豊富なαレンズシステムが使える。

PENTAX K200Dは、内部14ビット処理や防塵防滴ボディなど、上位機並の機能を取り入れている。また、電源に単3形電池4本を用いるというのも好印象だ。
上位のK20Dに搭載されたサムスン製CMOSの性能がイマイチっぽいため、PENTAXの二機種では、選択に悩むところかも。

NIKONのD60はボディ内にAF駆動モーターを持たないため、全ての機能を使えるのはAF-SおよびAF-Iレンズのみとなる。『ピクチャーコントロールシステム』に非対応なのも残念。レンズキットには、手ぶれ補正(VR)レンズが付属する。(\89,800)
NIKONファンは、D80の後継機種を待った方がいいかもしれない。D80後継機には、α350に搭載された1,420万画素CCDやライブビューも期待できそうだ(後出しジャンケンで負けはないだろう)。

CANONのEOS Kiss X2は、二種類のライブビューモードに、3型とクラス最大の背面液晶を持つ。コントラストAFの速度と精度もそこそことのウワサだ。内部14ビット処理や、上位機とも整合性の取れた『ピクチャースタイル』の搭載など、隙がない。連写速度やファインダーなども旧モデルから確実に進化している。レンズキットには、手ぶれ補正(IS)レンズが付属する。(\99,800)

エントリーモデルの撮像素子も1,000万画素を越えた。しかし、A4サイズまでの印刷なら、600万画素もあれば十分とも言われる。
高画素化は、画素あたりの開口面積を小さくする。開口面積が小さくなれば、受け取れる光の量が少なくなる。光の量が減れば、S/N比が悪化する(ノイズが増える)し、ダイナミックレンジ(ラチチュード)が狭くなる。いいことはないのだ。また、画像のデータサイズが大きくなり、記録メディアに保存できる写真の枚数が減るし、パソコンでの処理も重くなる。
とはいうものの、トリミング当たり前の鳥撮りでは高画素化も捨てがたいし、動体撮影でシャッタースピードの稼げる高ISO低ノイズも欲しい。というわけで、各社のエントリーモデルのスペックを並べてウダウダ言っている今日この頃である。

……FOVEON搭載コンデジ(?)のシグマDP1や、年末にはフルサイズ撮像素子のαも出てくるし、今年もデジカメ市場は楽しめそうだ。

CANON 4Sbで撮影。

……以上、flymanの勝手な戯言です。本気で突っ込まないでね。 ;-)


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