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富士カメラ5

Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2011年3月6日(日曜日)

簡単な、レンズテスト

カテゴリー: - flyman @ 17時30分54秒

大雑把に、テスト撮影してみた。

部屋から見えるお寺の屋根。ここをテスト撮影する。ボディはいつもの EOS Kiss X2。すべて手持ち撮影した。

まずはEF70-300mm F4-5.6L IS USMで撮り比べてみた。画像はリサイズ無しのトリミングのみ。画面上にはピクセル等倍で表示されているはずだ。

ISO=100、f=300mm、F=5.6、ss=1/500
テレ端、開放からシャープな写りだ。ただ、後ピン。
ISO=100、f=300mm、F=8.0、ss=1/250
一段絞った。
ISO 100、f=300mm、F 11、ss 1/125
二段絞って、F=11。
ISO=100、f=300mm、F=16、ss=1/50
開放からF=16まで、あまり差はない。

Lにテレコンを付けてみた。

ISO=200、f=300mm、F=5.6、ss=1/320、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
テレコンも、かなり使えそう。
ISO=200、f=300mm、F=8.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
決まれば、かなりの画像が得られる。トタンの継ぎ目の解像感がすばらしい。
ちなみに、すべての画像のピクチャースタイルは「スタンダード」、評価測光モードで、-1/3EVしている。これは、いつもの鳥撮りの標準設定と同じだ。
ISO=200、f=300mm、F=11、ss=1/80、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
解像感が落ちたのは、微細な手振れのせいかな
ISO=400、f=300mm、F=11、ss=1/125、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
ISOを400まで上げて、SSを稼いだ。
解像感が上がった=手振れの影響が大きい=flymanがヘタなのが、判ってしまった。 :-D

EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMでも、あらためて撮り比べてみた。

ISO=100、f=300mm、F=5.6、ss=1/400
DOも後ピンになる。カメラ側の問題か。
手振れの影響も否定は出来ないが、このレンズの開放での解像感のなさは、レンズの性能だと思う。
ISO=100、f=300mm、F=8.0、ss=1/250
一段絞っても、まだ解像感は足りない。
ISO=100、f=300mm、F=11、ss=1/125
ここまで絞ると、そこそこ満足のいく解像感が得られる。
じつはLレンズとは撮影日が違うので単純比較は出来ないのだが、比べてみると、それでもLの解像感が勝っている。
ISO=100、f=300mm、F=16、ss=1/60
ISO=200、f=300mm、F=5.6、ss=1/320、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
ISO=200、f=300mm、F=8.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
ISO=200、f=300mm、F=11.0、ss=1/80、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
被写体の大きさにもよるが、経験上、テレコン無しの画像をトリミングした方がマシな場合が殆ど。
DOとLを比べると、テレコンを付けた画像は、やはりレンズの元々のポテンシャルの高さに左右されていることが判る。
ISO=200、f=300mm、F=16.0、ss=1/40、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
ISO=400、f=300mm、F=11.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300
ISOを400まで上げてみた。参考まで。

EF70-300 L のテレ端は開放から十分にシャープで、シャープネスのために絞る必要は、あまり無さそうだ。AFを犠牲にする覚悟があれば、テレコンも積極的に使って問題ないだろう。

ストリートプライスはLよりもDOの方が高い。写りだけを評価すれば、DOに価値はないのだが、もちろんDOの価値は写りだけではないのだ。


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