徒然なるままに、日ぐらしP/Cに向ひて――
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Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2025年8月7日(木曜日)

もう作らないぞ、スピーカー

カテゴリー: - flyman @ 00時31分54秒
ダイソーのMDFボード。
ALI Expressで購入した3インチのスピーカー。1個611円。
ちょっとフレームがゆがんでいた。
もっと濃い赤にしたかったのだが、近所のホムセンにあったのは、この赤。

スピーカーエンクロージャーを作るに当たって、スピーカーのことを色々とネットでググった。
密閉型、バスレフ型、バックロードホーン型など。
ふむふむ。
バスレフ型の仕組みは、空き瓶に息を吹きかけたときの共鳴と同じ原理なのか。それで低音を増強している――
ちょっと待てよ。本当か?
バスレフの仕組みについては、色々なサイトでおおむね上のような仕組みだと説明されていた。
いやいや、おかしいだろ。別にマニアやプロにけんかを売るつもりは無いんだけど。

空き瓶を吹くのとバスレフダクトの共振は違うだろ。スピーカーユニットはバスレフダクトを吹いたりはしない。ただエンクロージャー内の空気を振動させているだけだ。

色々なサイトをググった結果、バスレフはダクト内の空気にヘルムホルツ共鳴を起こさせる仕組みのようだ。瓶の共鳴もヘルムホルツ共鳴なので、『同じ』と考えたのだろう。でも、共鳴を起こさせる過程が違うので、とても同じとは言えない。

さて、バスレフの仕組みだが、ダクト内の空気は空気バネの『重り』として機能する。バスレフダクトに共鳴周波数の音波を入力すると、音波は位相反転して出力される。
スピーカーユニット背面から出ている音は逆位相だ。スピーカー正面から出る正位相の音に逆位相の音が混ざると、お互いが打ち消し合ってしまう。つまり、音が小さくなってしまう。これを避けるには、逆位相を反転させるとか、位相をずらすとかが効果がありそうだ。ちなみに密閉型エンクロージャーは、この逆位相の音を閉じ込めてしまう、という仕組みだ。
バスレフは、逆位相の低音を位相反転させて音量を増す仕組みだ。
共鳴周波数より高い音は、減衰するので密閉型同様、外へは出てこない。逆に共鳴周波数より低い音はそのまま漏れ出てくる。逆位相のまま出てくるので、バスレフ型では共鳴周波数より下の周波数は、急激に減衰する。
まあ、以上のように理解した。合っているかどうかは、知らん。

で、今回作ったのは、『ラビリンスバスレフ』とバックロードホーンのハイブリッド(みたいな?)だ。
そもそもラビリンスバスレフが何なのか分からないので、この設計に根拠はない。
今まで作った物より1.5倍の容積があるので、音は悪くないのでは無いか、と感じているが、スピーカーユニットが異なるので、なんとも言えない。

もう手持ちのスピーカーユニットがないので、これ以上は作らない、予定。


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